【小1算数】平日の学童は「計算マシーン!」我が家のメリハリ戦略

1. 平日の学童で「難解な思考力ドリル」は無意味!

前の記事【セオリーを無視?受験エリートママが算数最重要を知りながら「国語」を最優先にした理由】でお話しした通り、我が家はまず国語(読む体力)を最優先しています。 では、もう一つの最重要科目である「算数」は、平日の学童時間に何をさせているのか?

結論から言うと、平日は「計算強化(と、ごく簡単な文章題)」だけに100%割り切っています。

世間の教育ブログやSNSを見ていると、「小1のうちから、サイピックスきらめき算数脳や、奨学社のさいれべ、またはスーパーエリート問題集のような、ひらめき系・思考力ドリルをやらせるべし!」という声をよく耳にします。

実際にその中身を確認した私。 「なんて思考力を鍛えてくれるの!素晴らしい問題集!」と感動しました(笑)。

もちろん、「よーし、学童の時間にこれをやってもらおう!」と意気込んで持たせますよね。 でも、すぐに気づいたんです。「あ、これ平日のワンオペワーママがやったら死ぬやつだ」と。

⚠️ 【このブログで何度も繰り返している大原則】 
「解きっぱなしは、解かないのと一緒!時間を無駄にしていない分、解かない方がマシ」

勉強は復習しないと本当に無意味なものです。 もちろん算数の難しい思考力問題も、「解きっぱなし」では1ミリも意味がありません。

学童の限られた環境で、小1の子が1人でウンウン唸って、結局解けなくて空欄のまま持ち帰ってくる。あるいは、帰ってから丸付けをすると、頓珍漢な考え方で解こうとしている。

そうなったとき、それをフォローするのは誰ですか? ――そう、夜の私です。

保育園やこども園時代とは比べものにならないほど早いスケジュールで進む、小学校の平日。(しかも当時は下の子のお迎えも重ねて行かねばならなかったので、本当に全然時間が足りない!)

帰宅して、夕飯を作って、食べさせて、お風呂に入れて、明日の学校の準備を確認して、連絡帳にサインを書いて……。ただでさえ白目を剥きそうな「夜の戦争タイム」に、丁寧に丸付けをし、子供のランダムに書かれたウニョウニョの式から「この問題にどうアプローチしたか」を読み解き、

「ここまでは合ってたんだよね」 「うーん、どうしてこの式が出てきたのかなぁ……?」

なんて悠長に子供の機嫌を取りながら復習させるなんて、物理的にも精神的にも絶対に不可能です。解けないドリルは、平日の夜の家庭不和の引き金にしかなりません。

だから、我が家は決めました。 「平日の学童は、親の解説がいらない『計算マシーンになる時間』にする」と。

2. 【ステップ①概念】ただし、計算の概念だけは「家で親と一緒に」が鉄則

平日は計算の訓練!と割り切るにしても、学校で習う前に「足し算・引き算の仕組み」そのものを全く知らない状態では、さすがにドリルは解けません。

なので、「概念のインプット(理解)」だけは、必ず家で親が横についてやります。

我が家のいっちゃんの場合、幼稚園時代(しまじろう)の貯金も少しはありましたが、本格的な小1算数の仕組みは、小学校入学前の春休みに、入学する小学校で使用している出版社の『教科書ワーク』を購入して一気にインストールしました。

💡 【女医ママ流・教え方のコツ】 
計算の概念を教えるときは、とにかく**「5の塊」「10の塊」**を意識させることが最重要。 数字を単なる文字の記号として覚えるのではなく、「量」として脳内にイメージさせる訓練です。

このとき、子供が指を使ったり、おはじきやブロックを使ったりしているのを見て、「いつまでも手を使って計算していて、この子大丈夫かしら……?」 と不安になるママもいるかもしれません。

でも、全然心配いりません!どんどん手を使わせてあげてください。 脳医学的にも、自分の手や立体的なブロックを使うことで、脳の中に「まとまりの概念(量)」がカチッと定着していきます。ここで焦って「指を使っちゃダメ!」と取り上げると、逆に算数嫌いを加速させます

教科書ワークで使用するのは、まずは足し算、引き算のページのみ。 1年生の初めは、「いろいろな形」や「何時何時半」などの時計の単元も出てきますし、こちらも後々はやっていくのですが、まずは「いくつといくつ」「ふえたりふったり」「たしざん」「ひきざん」→「繰り上がり・繰り下がり」と、計算だけを教えます。

🔍 ちなみに、なぜ「教科書ワーク」を選んだの?
概念の理解に私がわざわざ『教科書ワーク』を選んだのは、やっぱり新しい単元に進むときのベースとして**『教科書』の説明が一番シンプルで分かりやすいから**です。
教科書ワークは学校の教科書に100%準じて作られているので、子供の脳に余計な混乱が起きません。もし、「うちの子はもう少しカラーの図解や、詳しい解説が多い教材の方が好きかも」という場合は、同じ教科書準拠版の『教科書ぴったりトレーニング』も選択肢としてアリだと思います!
イラスト・解説充実派: 🎨 [教科書ぴったりトレーニング]
シンプル・王道派: 🎯 [教科書ワーク]

最初の「概念の理解」さえ大まかに家で終わらせてしまえば、あとはこっちのものです。

3. 【ステップ②訓練】仕組みがわかったら、あとは「公文式」の如くひたすら反復!

概念が理解できたら、ここからが学童の時間の出番です。 あとは、ノータイムで反射的に答えが出るレベルまで、ひたすら反復の「筋トレ」をしてもらいます。

「やる」→「間違えたら直す」→「もう一度やる」 この繰り返しです。いわゆる、公文式のスタイルですね。

実際、我が家がどうして公文式を選択しなかったのかは別記事で書く予定ですが、公文式の「算数スタイル(反復練習)」自体はとても良くできていると思います。計算力は一朝一夕で身につくものではないので、毎日コツコツ続けていく鍛錬が不可欠です。

学童でのルールとして、最初はわからなくなったり忘れたりする場合は、「必ず丸を書いて解きなさい。そして、20までの計算は『わからない』は許さない。丸を書けば絶対にわかるから!」と何度も指示しました。 (学童におはじきはないし、子供が手を使って間違えた時、何をどう間違えているのかが後から私に理解できないので、軌跡を残させるためです。)

正直、計算の訓練フェーズに入れば、市販のドリルは何を使ってもいいと思っています。

我が家では、先ほど登場した『教科書ワーク』に付いている計算復習ドリルと、『基本トレーニング12級』をコピーして繰り返しやらせたり、それでも足りない分は、私がAI(生成AI)に指示して印刷した、自作の計算プリントを学童に持たせていました。

💡 プロのAI活用術:ミス多発問題だけの「特製おかわりドリル」

ある程度計算を繰り返していると、我が子がいつも間違える「ニガテな数字の組み合わせ」が見えてきます。 (ちなみにいっちゃんは、なぜか「3+4」で毎回フリーズしていました・笑)

そうなったら、AIの出番です。 「3+4」を中心に、いっちゃんが過去にミスした問題「だけ」をシャッフルして詰め込んだ、【我が子専用・ミス撲滅プリント】をAIで自作して、ピンポイントで潰していくのが一番効率的です。

市販のドリルを買い漁るよりも、ずっと早く計算力が爆上がりします。

4. 思考力や先取りは「土日」に全振り。ただし、計算は5分だけやる

「平日は計算だけ」と割り切る代わりに、塾で求められるような「重ための思考力問題」や「先の単元の先取り」は、親も子も心と時間に余裕がある「土日」に全振りしています。

土日なら、子供がどれだけ難問に頭を抱えていても、時間を気にせず「じっくり待つ」ことができますし、親も穏やかな気持ちでヒントを出してあげられます。

ただし、一つだけ我が家が死守しているルールがあります。 それは、「土日であっても、計算問題だけは朝一番に5分だけやる」ということ。

計算力は完全に「筋肉」と一緒です。土日に2日間サボると、月曜日の学童で目に見えて正解率が落ちてしまいます。そのため、土日も「5分だけ」は計算の時間を設けました。

5. 結び:メリハリをつければ、親も子も潰れない

塾やネットの「あれもこれもやらなきゃ!」という情報に踊らされて、平日の学童にまで重い思考力ドリルを詰め込むと、遅かれ早かれ親子で共倒れします。

解いた記憶のあるうちに復習できないならば、昼寝でもしていた方がマシです。

  • 平日の学童: 1人でサクサクできる「計算マシーン」になる時間
  • 土日の家庭: 親と一緒にじっくり悩む「思考の冒険」の時間

我が家の小1算数は、このメリハリでかなり軌道に乗りました。

そんな我が家が「土日の思考力強化」のために導入した、子供が「もっともっと!」と自ら求めてくる【我が家自慢の思考力ドリル】については、また今度、具体的にご紹介したいと思います。お楽しみに!

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