【国語嫌いな小1】「はじめての論理国語」で文の構造を掴む

「国語って感覚でしょ?」と思っていませんか? 本を読むのが苦手で、1文字ずつ区切って読んでしまう子に「勝手に読解力を身につけて」というのは酷ですよね。

「学童に持たせた問題集が白紙だった……」という前の【小1の罠】良問だけど最初の一歩に「Z会グレードアップ問題集・国語」を選んで大失敗した理由という記事の通り、我が家はしっかり読解する問題集から始めて子どもを完全フリーズさせてしまいました……。 そこではじめた「ロジカル国語」で、もう少し簡単に指示語などの勉強を開始したことはお話ししました。

しかし、ロジカル国語はやっぱり文章を読み解いていく読解の問題集です。この先のことを考えると、 「1文の構造(主語・述語・指示語)」をもう少ししっかり認識させる必要があると感じました。 そのために、我が家が辿り着いたドリル『はじめての論理国語 小1』のおすすめポイントをお話しします。

『はじめての論理国語』は、家での少しのサポートで、学童内で自力で進められたのでとても助かりました!

2. 国語は感覚か?

読書が大好きな子は、多読していくことでたくさんの文章に触れ、感覚で掴めることもあるでしょう。これがいわゆる「国語は感覚」という意見につながるのだと思いますし、その意見はある意味正しいとも思っています。

しかし、読み自体が苦手な子にはそもそも多読が難しいものです。本を自分で選ばせると、とっても簡単な絵本や、大ピンチ図鑑などの文字数の少ない本を選びがちです。(大ピンチ図鑑自体は面白いので私も好きですが。。。)感覚的に読解能力を身につけさせようと、親が選んだ本を無理やり読ませると、すごく難易度が上がる上、最悪国語が嫌いになってしまうでしょう。

一方で、国語自体は感覚に頼らなくても「文章の構造の把握」がしっかりできれば、試験の点数は取れるはずです。私は、『本が読めること』≠『国語の点数が取れる』ではないと思います。細かい物語の登場人物の心の揺れを最初から捉える必要はありません。

まずは日本語として「主語・述語」をしっかり認識すること。そして「こそあど言葉(指示語)」がどこを指すかという、基本中の基本を学ぶステップが絶対に必要だと考えました。

3. 我が家が「はじめての論理国語」を選んだ3つの理由

子供のハードルも低く、学ぶべきことがしっかり記載されている『はじめての論理国語』。我が家が選んだ理由は次の3つです。

① カラフルで文字が大きい!キャラクターがナビゲート

読みが苦手な子にとって、細かい文字がびっしり並んでいる紙面は、見た瞬間にやる気を失う原因になります。 本書はカラフルで字が大きく、親しみやすいキャラクターが説明してくれるので、子どもが気後れしません。我が子も、登場人物である福ちゃんやマーロンに喜んでいました。

② 「主語・述語の構造」を言葉の整理からスモールステップで学べる

仲間言葉や反対言葉から入り、「何がどうする」「何を」の順番で主語・述語・目的語を探していく構造になっています。 それから、接続語を「イコール(=)」「対立(⇆)」「因果(➔)」の関係で、色付きの大きなマークを使い、視覚的にわかりやすく学べます。

③ 小1の目線に合わせた、とにかく丁寧な「教科書的説明」

学ぶこと自体は構造的で少し難しいことですが、かなり平易な言葉で説明されています。 例えば『主語』『述語』を探す問題では、『だれが・だれは』『どうする』をさがしてみよう、という言葉で書かれています。

また、「具体」「抽象」という難しいことを学んではいるのですが、問題文中では『具体』『抽象』という難解な言葉を使いません。 『キャベツ、きゅうり、トマト、卵、にんじん。この中で仲間じゃないのは?(答え:卵)』のような、子どもがガクッと難易度を下げて理解できる工夫が満載です。

4. 【本音比較】ふくしま式・論理エンジンと何が違う?

こちらの問題集を選ぶ際は、何冊も比較しました。実際に比較検討し、この後利用に至った3冊の印象をまとめました。

特徴我が子の反応
はじめての論理国語⭕️解説が細かく、ビジュアルが幼児~小1向け⭕️抵抗なくスタートできた。
ふくしま式 小学生版ベーシック🔺内容は素晴らしいが、難易度が圧倒的に高い。一応色はあるが大人っぽい色味で白黒に近く、字が小さい。分量と見た目に気後れしてしまい、学年が上がってから用に後回し。
論理エンジン🔺問題を解きながら体得するスタイル。説明が少ないので今回の目的にはあっていなかった。「論理国語」の後にやったらスラスラ解けた!

どれも人気な問題集ですし、内容はとても良いのですが、使う学年を間違えると子供自身が嫌になってしまうかもしれないので注意⚠️が必要です。横に親がしっかりついていてあげられるなら、少し難易度を上げてもいいのですが、学童で自力で使うことを考えると、サッと親子で確認して、残りはすらすら解けるくらいがちょうど良いレベルでしょう。ちなみにふくしま式小学生版ベーシックは、小1ー3年生対象と書いてありますが、我が家では小4ですすめています。これについてはまた別で細かく記事にしたいと思います。

論理エンジン自体は簡単な問題集なので、論理国語をしなくても解けますが、論理国語をしてからの方が理解が深まると判断し、先に初めての論理国語を終わらせました、

5. 知っておきたい「はじめての論理国語」のデメリットと我が家の解決策

もちろんメリットばかりではなく、デメリットもあります。

デメリット①:演習量(問題数)が少ない

正直、親の本音としては「もう少し演習させたい、もうちょっとトレーニングがあってもいいのに」と思います。 ですが、1年生に文の構造を長時間教え込んでもダレるだけです。分量が増えるとやっぱり気後れしてしまうので、必要なら別の問題集で気分を改めて行うほうがいいかもしれません。結果的に、この時期の我が子にはこの分量でちょうどよかったです。

デメリット②:親のサポートが必須

説明が分かりやすいとはいえ、実際に学んでいる内容はそれなりに高度です。特に接続詞などは、子どもが一人で読んで正しく理解できているかは怪しいと思います。 自走させるとよくわからないまま、それこそ感覚で答えると感じたため、隣で見て「どこまで理解できているか」の確認は必要だと考えます。

🛠️ 我が家の「土日×学童」の学習法

そこで我が家では、以下のような進め方にしました。

  • 土日: 家でサクッと親子で解説を読みながら、単元を10分程度の短時間でサラッと進める(インプット)。
  • 平日: 理解した状態のページを、学童で子ども自身の手で書いてみる(アウトプット)。

この方式にしたところ、子どもに負担感を与えることなく、スムーズに1冊を終えられました。

6. まとめ:国語の階段は「順番」に

今回ご紹介したドリルは、どれも巷で「文章が苦手な子はするといい」と言われている有名な問題集ばかりです。だからこそ、子どもの今の状態や難易度を見ながら、合ったタイミングで使用していくのが良いと思います。必要ならば一つ下の学年に下げて行うのもとても効果的です。

特に、「国語は何だか難しい……」と感じている、算数が得意なお子さんにもこのステップはとてもおすすめです。 「ルール(解き方)がわかればパズルのように解ける」という感覚は算数にとても似ているため、いきなり感情を読み解くような長文読解に挑むよりも、圧倒的に入りやすいはずです。

読むのが苦手な子への国語ドリルは、我が家の場合は「はじめての論理国語」➔「論理エンジン」の順番で進めるのが本当に大正解でした。

最初の1歩の選び方を間違えなければ、子どもはフリーズせずに進められます。「国語ってルールが分かれば面白い!」と気づくきっかけになりますので、まずは1冊、親子で一緒にスタートしてみてください✨

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